
「ペット避難所管理リーダー」育成
茅ヶ崎ペットシェルター・アドミニストレーター・アソシエーション(PSAA)の目的
過去の災害からの教訓をいかし「人とペットが共存出来る避難所」の整備に必要な人材を育てるため、地域の住民の中から居住地域の特有の災害を学び、ペットとの同行・同伴避難の選択基準になるために必要な知識を共通認識として持つ人材を育て避難所の開設・運営をスムースかつ安全安心に行えるよう主体である地域住民の目線を基本に作成実施するものです。
茅ヶ崎PSAAの発足経緯
過去の災害から行政支援をただ待つのではなく二次災害防止のためにも「避難所の開設・運営」は重要ですが現状は課題もあり新たな訓練が必要です。
特に混乱を招く受付時のペット問題は手つかずの現状でありペット同行避難時の受付・管理に明確な指示が出せる人材育成が必要と考えました。
「茅ヶ崎PSAA」は多種多様な知識と被災経験をもつ方々が任意で集まりテキスト作成に携わっており、地域の防災訓練経験から認識出来た問題点を地域住民主体の「ローカルナレッジ」をいかした住民目線で避難所開設時の混乱と運営をスムースかつ安心安全に実施するための地域住民へ向けた「ペット避難所管理リーダー」育成テキストになります。
「ペット避難所管理リーダー」育成方法
「ペットの避難所運営管理リーダー」育成プログラムの3段階を1年で取得
: 3級取得には海岸地区の合同防災訓練で避難所入所訓練・保健所座学体験が必須
: 2級取得には避難所運営に必要なペット同伴避難者への対応事例を用いて受け入れに関する対応基準の設定をG-ワークにて自ら考え意見交換会を経てテキストに反映し作成する災害時のペットの体調管理の基本として栄養学を学び運営管理に役立てる
:1級取得には獣医師による災害時のケガの応急対応とトリアージ基準の確認、病院との連携方法の確認、他の必要機関との連携を学ぶ
重要なのは人の避難所運営とペット避難所運営との連帯であり、各指定避難所の状態に則した対応を考え、誰も取り残されない「人とペットの共生の視点を持つ知識の習得」と考えております。
発災時のあらゆる避難者の身体と心を守る一つの方法として、ペットの存在と同伴者の立ち位置を明確にしてPSAAオリジナルテキストを使用したペット避難所管理リーダー育成が役だつと認識されるよう資格取得者と共に学びを深め同時に周知活動も行っていきます。
茅ヶ崎ペットシェルター・アドミニストレーター・アソシエーション 2025年1月11日




























